園の思い

教育目標・方針 ~ 大切にしたいと思うこと ~

~ のびゆく子 ~

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子どもは、一人一人違います。同じ子は一人もいません。
そして、同じなのは、子どもたち、一人一人に、それぞれいきいきとした生命(いのち)が働いていることです。
そして、のびようのびようとしています。

感じる・気付く・わかる・できる・表現する・考える・選択する・試行錯誤する・創りだす など。
心身ともに、子どもたちは実感を求めています。
そしてそれらは、《自然に接し》《自発的な遊び・活動》《安心して生活できる毎日》 環境を通して、いきいき・のびのび・わくわく、心身共に育まれるものであると考えます

それらが育まれるために、私たちは、何を足して何を除けばいいのか、幼保連携型認定こども園教育・保育要領のもと、下記の『5領域』(幼児期に経験してほしい事柄・内容)、『幼児期終わりまでに育ってほしい姿』(指導の方向)を目安とし、環境や活動により発達を援助していく関わりを行いながらも、一方で、『養護』という観点で子どもの生命の保持や情緒の安定を図るために欠かせない関わりを重視しながら、養護と教育が一体となった保育を行い、子どもが安心して過ごせる環境の中で、一人一人の発達段階や特性を踏まえながら、子ども達と共によりよい教育環境を創造できるように、一歩一歩、努めていきたいと思います。

のびゆく子の図

自然に接し ~ (わら)う ~

自然はどんな時も、色々なことを教えてくれます。雨は止めるものでなく止むもの。お天気や季節は、移り変わり続けるもの。そこから、涙は止めるものではなく止むもの。そして感情(喜怒哀楽など)もまた、ちゃんと感じて・ちゃんと現されれば<咲(わら)う>、繰り返しながら、移り変わるもの。

そんな体験・実感を持てるように、関わりたいと思います。

自発的な遊び・活動 ~子どもはみんな大発見者~

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『土の色が違うよ!』『雲が動いているよ!』『ダンゴ虫見つけたよ!』『ワラジムシの足は白くて、ダンゴ虫の足は黒だよー!』『プリンできた!』(砂場や粘土)『♡の石見つけたよ!』などなどなどなど全部、実感できたからこその すばらしい大発見です。大きなヤツデの葉っぱを渡せば、傘にしたり、洋服にしたり、戦いごっこが始まったり、お布団にしてごっこ遊びが始まったりします。新聞紙や廃材も然り、オリジナルの作品が出来上がったりします。自分の体を使い、頭を使い、心を使って、何かをつくりだし、そこで「ああできた」という何かを成し遂げた感じは大きな喜びになると思います。そんな中で、様々な心情・意欲・態度が育まれていくと考えます。

『ダンゴ虫は何を食べるの?』『このイモムシの名前は?ちょうちょになるの?』『なんでこっちの氷は厚いのにこっちは薄いのかな?』などと、?がでてきたら、みんなで想像したり、みんなで考えを出し合ったり、図鑑で調べたり、試してみたり、また、次のステップへ、広がりながら、深まりながらのびようのびようとする時です。子どもの発見や理解を十分に認め、誉め、励まし、勇気づけながら、子ども達と共に教育環境を創造していけるよう努めたいと思います。

安心して生活できる毎日

毎日の活動として 基本的生活習慣(着脱・食事・排泄・所持品始末・あいさつ・など)があります。子どもは「一人でやってみたい!、先生、一人で出来るのを手伝ってね」と望んでいると思います。わかる・できる・気持ちいい・充実感がある、体験を支援できるように環境を整えたり、励まし、誉め、意欲をより育めるようにしていきたいと思います。そして、様々な活動を通して、だんだん、見通しを持って主体的に生活を創りだす力・姿が育めるといいなと思います。

どこに行くか 何をやるか どう生きるかは 将来 その子自身が最終的に決めるべきことです。幼児期、本来の自分を愛された体験・安心感は、その子の のちの人生を支えていく土台となり、他の生命(いのち)をも愛する子に育つと思います。その体験を守り支えるのは、極めて重要なこの仕事に携わる者の使命と考えます。その使命を少しでも果たせるように、私たち自身が、いきいき・のびのび・わくわく生きていけるように、あせらず・あきらめず・あてにせず、子ども達に学びながら、一歩一歩成長していきたいと思います。そして、保護者の方々と情報を交換しながら、ご協力をいただきながら、お子様の健やかな成長に、助力していきたいと思います。

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